新型コロナウイルスについて記載しています。当時(2023年2月)の内容です。最新の情報は、公的機関などでご確認ください。
ちなみに、約1年前にコロナウイルスに感染したお話はこちらから。
2022年2月に息子がコロナウイルスに感染したものの、すぐに回復し元気にしておりましたが、1年後再度感染しました。
- 下校後、頭痛と37.5℃の微熱
- 翌日39.6℃まで上昇
- 医療機関へ電話し受診予約
- 受診およびPCR検査
- 検査の翌日に検査結果(陽性)の連絡あり
- 7日間の自宅療養および経過観察
- 自宅療養期間中に家族の感染あり
- 自宅療養終了・通常の暮らしへ
学校から帰宅後頭痛と発熱
2022年2月にコロナウイルスに感染した後、息子宛てにワクチン接種の案内がきましたが、様子をみようと接種していないまま日々過ごしていました。複数回感染するケースも知っていて、それなりに予防もしていたのですが、1度かかったからと親子ともども、どこかで軽視していたのかもしれません。
学校から帰宅し、寝る前に頭痛がするというので熱を測ると37.5℃でした。これはコロナに感染したのだろうと思いつつ、翌朝を迎えました。学校へ休みの連絡を入れて、定期的に検温します。朝の早い時間は37.5℃でしたが、しばらくすると38.5℃、39℃とみるみる高熱になり、一番高い時点で39.6℃の数値になりました。
1年前に診察してもらった病院へ電話し、その日の受診予約を取ることができました。唾液検査のため食事をしないように言われ、時間まで家で待ちます。食欲はないようで、食事抜きは問題ないようですが、高温のせいで体を動かすことが辛そうでした。
新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がある場合の受診先(都内)
発熱などコロナが疑われる症状が出た場合、受診機関を探す必要がありますが、どこで診てもらえるかわからない場合、自治体で相談窓口を設けていればそこに連絡するとスムーズだと思います。また、都内在住の方でしたら下記も参考になると思います。
診療・検査医療機関の一覧(東京都福祉保健局)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/hatsunetsugairai.html
※医療機関に電話で予約する際、子どもの場合なら年齢を伝えて受診可能かどうかを確認すると安心です。
東京都発熱相談センター
https://covid19.supportnavi.metro.tokyo.lg.jp/service/EDp1nr1qF93oYS5J
前回もお世話になった病院で唾液によるPCR検査
予約時間が近くなり、息子を連れて自宅から徒歩10分の病院へ向かいます。前回は夫も一緒にいきましたが、今回夫は不在のため2人で行きます。2回目なので比較的落ち着いて対応できました。息子は高熱でしたが、自力で歩いてくれて助かりました。病院でのフローも1回目の時とほぼ同じでした。
受付で、パルスオキシメーターで血中の酸素飽和度を測ってもらい、それは問題ないようでした。体温計で検温すると38.5℃でした。今回はちょうどインフルエンザも流行っていたので、インフルエンザとコロナウイルス両方の検査となりました。インフルエンザの検査は、綿棒で鼻やのどの奥をぬぐうので、痛がって辛そうでした。コロナウイルスの検査はカップに唾液を入れて渡して調べてもらいます。携帯電話ごしに問診を行い、しばらく待つとインフルエンザの結果は陰性とわかりました。コロナウイルスの検査結果は翌日電話しますとのことで、処方箋を受け取って病院を後にしました。かかった時間は15分くらいだったと思います。その後、近くの薬局に立ち寄り、薬を出してもらいました。
- カロナール錠200 200mg
- SPトローチ0.25mg「明治」
- アセトアミノフェン坐薬小児用200mg「JG」
薬を飲んで、ひたすら眠る
自宅に帰って、薬を飲ませて寝かせます。インフルエンザの検査が陰性だったので、確実にコロナウイルスだなと思ったのですが、2回目なので、気が緩んだのでしょう。手洗いはするものの、室内を消毒したり、マスクを着用したり、部屋のゾーニングをしたりといったことが1回目に比べて対応を怠ってしまいました。そのつけは、後に家族間感染となって現れました。
コロナの再感染
翌日、コロナウイルスが陽性だったと病院から電話がありました。しばらく自宅待機となります。1年前は陽性になると医療機関から保健所に「発生届」が出されましたが、息子の場合は発生届は出されません。また、待機期間が10日間から7日間に短縮されていました。息子は高熱ではあったものの、軽症となるので自宅でのんびり過ごすということで特に問題はありません。ただ、生命保険の入院給付金がもらえなくなった点が少し残念でした。
補足:2022年9月26日から届け出基準の見直し、療養期間の見直しとなりました
療養期間について
新型コロナウイルスの感染症法上の分類を5類に引き下げる2023年5月8日以降は、外出は個人の判断に委ねられるものの「発症翌日から原則5日間」となるそうです。
PCR検査の結果、息子は陽性と診断されました。病院で陽性が判明したときは、「発生届対象の方」と「発生届対象外の方」に分かれます。息子は対象外でした。
【発生届対象の方】
- 65歳以上の方
- 入院を要する方
- 妊婦の方
- 重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ治療薬又は酸素投与が必要な方
療養解除の条件は下記を両方満たすことです。
【症状のある陽性者の療養解除条件】
- 症状が出た日から7日以上経過
※症状が出た日(発症日)を0日目と数えます - 症状軽快から24時間以上経過
※症状軽快:解熱剤を使用せずに解熱しており呼吸器症状が改善傾向である場合
同居家族は濃厚接触者となります。療養解除の条件は下記を満たすことです。
【濃厚接触者の待機解除条件】
- 感染者が発症してから5日間経過
※ただし、2日目と3日目に抗原定性検査キットを用いた検査で2回続けて陰性が確認できた場合は3日目で待機解除することができます
参考資料:
新型コロナウイルス感染症陽性だった場合の療養解除について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kenkou-iryousoudan.html#ryouyoukaizyo
※解除までの期間は、流行状況によって変わりますので、行政のサイトなどで最新の情報をご確認ください。
症状が出てから2~3日で、息子は平熱に戻り、すっかり元気になりました。
息子は元気になったものの、数日あけて夫が、さらに数日後に私がコロナウイルスに感染しました。息子が陽性になった時点で私たちは濃厚接触者となり5日間の待機期間が必要となりましたが、それぞれ自らが感染したので、症状が出た日から7日間の自宅療養期間を要することになりました。私の場合は家族で最後に発生したため、半月程度の自宅待機・療養期間となりました。
ちなみに、夫は自宅待機期間を5日から3日へ短くするため抗原定性検査キットを購入し自分で検査していましたが、自分が感染したため無用となりました。夫が購入したのは薬局で「アンスペクトコーワ SARS-CoV-2(一般用)」というキットです。
※濃厚接触者は、2日目と3日目に抗原定性検査キットによる検査で2回続けて陰性となった場合は3日目で待機解除できます
家族間で感染が広がった
夫は医療機関でPCR検査を受けて診断してもらいましたが、実は私は検査を受けませんでした。症状からほぼ間違いなくコロナウイルスに感染したとわかりましたが、外出する気力・体力がなかったからです。医療機関から出る薬は欲しかったのですが、なくても耐えうると判断しました。熱は38℃を越え倦怠感があり味覚が衰えましたが4~5日すると回復に向かいました。味覚の衰えは初めての経験で、何を食べても美味しくなかったので、このままだと嫌だなあと思っていましたが、しばらくして治ったのでほっとしました。振り返ると、診察を受けて薬を出してもらう方がよかったと思っていますが、その時は家で横になっていたかったのです。
落ち着いた日々へ
その後、息子は学校へ、夫は職場へ通うようになり、私も体力が回復し普段の生活に戻りました。
2023年3月にマスクの着用は個人の判断となり、4月以降は小学校でも着用しなくてもOKとなりました。4月上旬の現在、息子は着用していますがクラスでも様々だそうです。私も外出時には着用しますが、着用していない人を見かけても徐々に注視しなくなると思います。