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【記録】息子がスマホゲームで高額課金(約50万円)した

息子がゲームで高額課金したお話
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子どもの高額ゲーム課金でトラブルがあることは知っていました。「まさかうちの子が……」という、お話。失敗して成長するものだと思いつつも、金額が大きいのでダメージも大きかったです。備忘録として記載します。

ちなみに、我が家の場合は返金に至りませんでした。返金される場合もあるようですが、色々なパターンがあるようで、返金についてはここでは言及しません。

5か月間で約50万円の課金

息子が小4から小5にかけての5か月間で約50万円のゲーム課金を行っていました。1か月あたり10万円となります。我が家は裕福ではないので手痛い出金となりました。また、息子の1か月のお小遣いは、小4で400円、小5で500円です。

スマホでゲーム決済

子どものゲーム課金自体を禁止している家庭もありますが、我が家では自分のお小遣いの範囲ならOKしていました。

息子が使っていたスマホは元々夫のものだったので、管理は夫に任せていました。スマホゲームで課金する際は、パスワードを求められるのですが、どうやら1度入力するとしばらくパスワードを入力しなくても課金できる設定になっていたようです。

息子にはパスワードを教えていないので、初回のパスワード入力は夫の手で行い、それで問題ないと思っていたようです。

スマホの設定やペアレンタルコントロールと呼ばれる機能などで制限をかけることができますが、無頓着でした。

スマホの認証設定等

Apple サポート

▼App Store や iTunes での購入時のパスワード認証を必須にする
https://support.apple.com/ja-jp/HT204030

▼iPhoneのファミリー共有でペアレンタルコントロールを設定する
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph00ba7d632/ios

Google Play ヘルプ

▼購入時の認証またはパスワードについて
https://support.google.com/googleplay/answer/1626831

▼Google Play での購入の承認
https://support.google.com/googleplay/answer/7039872

「にゃんこ大戦争」のガチャで課金

息子はいつくかのスマホゲームで課金したとのことですが、一番課金したのは「にゃんこ大戦争」です。子どもたちに人気のゲームで、いろんなネコのキャラクターが登場し、相手の城を攻めるというゲームです。

無料でも楽しめますが、「ネコカン」というアプリ内通貨を購入して、アイテムなどを購入できます。中でも息子は「ガチャ」にたくさん使ったようです。

にゃんこ大戦争

▼公式サイト にゃんこポータル | にゃんこ大戦争
https://battlecats.club/

日本編では各地を攻略するので、47都道府県を勉強するタイミングだとなお楽しめると思います。書籍も出ています。

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クレジットカードの支払いが未チェックだった

さて、1か月約10万円、5か月で約50万円もの大金の支払いがあったのに、気づかなかったのは、カードの引き落とし金額をチェックしていなかったからです。毎月、大きな変化もないだろうと思ってチェックしていなかったので気づくのが遅くなってしまいました。たまたま、何かのタイミングでチェックしたら、見たこともない金額が引き落とされていて愕然としました。

高額課金が発覚した親子の心情

定期的にゲーム課金と思われる引き落としのリストを見た時は、やはりショックでした。いくらになっているのかをまとめながら、吐き気がしました。まさか、うちの子に限って……、どうしてこんな高額課金をやってしまったのだろうか、わかってやっていたのだろうか、どんな気持ちでやっていたのだろうか、バレないと思っていたのだろうか、この金額に見合う価値はあったのだろうか……。そんなことがぐるぐる頭をめぐります。夫に伝えると夫もショックな様子でした。

夫と私、息子の3人で話し合いの場を設けました。事実確認をした後、なぜ高額課金をしたかを聞くと、ゲームのバグで本当に課金されているとは思わなかったという返事でした。正直、嘘かもしれないと思ったのですが、そこをさらに突っ込んでも仕方ないとも思ったので、基本的に世の中においしい話はないということを伝えました。

無料で遊べるゲームもあるが、課金することでアイテムやレアキャラをゲットできるなどお金を使わさせる工夫が様々にあること。ゲーム内のお金は、ボタン一つで支払いができるので、本物のお金をやりとりしている実感が薄くなること。さらに「ガチャ」は射幸心をあおるので注意が必要なこと。ゲーム内のアイテムやキャラを得るためというには高額すぎて、得たのものと払ったものが釣り合わないこと。銀行の口座にお金がなくなると、家賃や光熱費、必要品などの支払いができずに困ったことが起こること。家族は共同体のところがあるから、親のお金がなくなると、自分にも影響があること。意図的でないにせよ、親のお金を無断で使ったことになること。そんなことをなるべく冷静に話しました。

息子は静かに聞いていましたが。最後に泣きながら謝ってくれました。話したことのどれくらい理解してもらえたかはわかりませんが、大変なことをしたということはわかってもらえたと思います。これが、5千円、5万円なら、苦笑いして高い勉強代になったねと言えるのですが、50万円となると笑うことができません。500万円なら、5,000万円ならどうか。生活ぶりが変わっていたでしょう。

息子はそれなりに賢い子だと思います。ただ、そんな子でもこんなに課金してしまった。最初は本当にバグだと思ったのかもしれません。あれ?課金できるラッキー。という軽い気持ちだったのかも。親に言ったら止められてしまうかも、黙っていよう。それに、使っても親からは何も言われない。親のお金かどうかとも考えなかったのかもしれません。ただ、使えるから使ったという心情のように思いました。分別がついたり、常識を身につけられるように、親は注意深く子どもを見守らないといけませんね。

息子の気持ちは彼にしかわかりませんが、バカなことをしちゃったな。子どもだもん、仕方ないよね。そんな感じでしょうか。お金はお金なので、それ以上でもそれ以下でもなく、人によって価値観は異なりますが、取り返しのつかないことをしたわけではないので、自分のしたことを正しく理解して、前に進んでほしいです。転んでもただでは起きない精神で、例えば、お金に興味を持って経済に関心を持つとか、ゲームのマネタイズに関心を持つとか、これを機になにか学びにつながるといいなと思います。