子供の近視について記載しています。執筆当時(2022年11月)の内容です。正しい情報は医療機関などでご確認ください。
息子が「黒板の字が見えづらい」と言ったのは確か小学4年生の頃。壁に貼っている硬筆の作品の文字を少し離れた場所から読んでもらうと、つっかえつっかえ、あやふやな状態で読んでいるようでした。視力の低下を懸念して近所の眼科に行くと、左右とも0.7くらいでした。どうやら0.7くらいから眼鏡を検討するようになるようです。ギリギリでしたが、眼鏡を嫌がるので、しばらく様子を見ることにしました。「低濃度アトロピン0.01%」という点眼薬が、近視の進行を抑えるというので、購入して使うことにしました。
「低濃度アトロピン0.01%」の指示書
「低濃度アトロピン0.01%」の袋に指示が入っていて、注意点が記載されています。
- 冷所保存
- 両眼寝る前1回
- フタを開けて2週間したら新しいものを使ってください
①冷所保存
「冷所」とあるので、我が家では冷蔵庫に保管しています。毎日使うので、冷蔵庫の扉を開けた手の届きやすいポケットに入れています。
近所の眼科から持って帰るのですが、なるべく寄り道せず、家でも置き忘れないように気をつけています。夏場に冷蔵庫にしまうのが遅くなると大丈夫かなとちょっとドキドキします。
②両眼寝る前1回
息子はまだ自分で目薬を入れられないので、私が点眼しています。
ただ、息子は目を開けて目薬を入れるのが怖いようで、閉じたまぶたの上に点眼して、自分で目を開けて中に入れるというやり方をしています。まぶたの汚れも一緒に入ってしまうかもしれないし、ちゃんと点眼できていないように思いますが、しないよりはマシかなという認識でいます。
「寝る前」に入れると決めると、忘れにくいのでいいのですが、それでも時々点眼するのを忘れることがあります。
③フタを開けて2週間したら新しいものを使ってください
息子のの点眼薬は、2週間で1本使用し、残ったら捨てています。毎回2本出してくれるので、4週間に1回眼科に行きます。時々行けないこともあるので、その分は点眼できないこともあります。
眼科に予約しなくても、受付すると短時間(5分程度)で薬を出してくれますし、1本100円とリーズナブルなのでありがたいです。
専用の袋で保存
点眼薬を入れている袋は、オレンジ色の派手な色をしているのですが、これは専用の袋のようで、「本剤は使用のつど、この袋に入れて保存して下さい。」と記載があります。この記載を見逃していて、未使用のものは袋に入れていたのですが、開封したものは、袋から出していました。だいぶ後になって気づいたので、開封後も袋に入れるようにしました。
学校の視力検査で眼科の診察をすすめられる
小5の春に行われた学校の視力検査の結果が、いまいちだったようで、眼科の診察を促す紙面をいただきました。ほどなくしてかかりつけの眼科で視力検査を行ったところ、左右とも0.7でした。点眼薬をしていることもあり、今回は眼鏡を作るのは見送るものの、近い将来必要になりそうな状況だと認識しました。
外遊びのすすめ
点眼液を毎晩すること以外に、外遊びをすすめられました。屋外で過ごす方が近視の進行を抑えられるようです。
▼近視の発症予防、進行抑制「外遊び推進の会」
https://kodomo-sotoasobi.com/kankyo/kono.html#kono02
▼近視が失明を招く!?「日光」を利用した意外な予防方法とは?
「NHK健康チャンネル」
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1090.html
若者の近視増加が問題視されている諸外国でも研究が行われ、屋外活動がよいという結果が出ているようです。また、台湾では1日2時間程度屋外にいることを目標に掲げたとのことです。我が家では毎日は難しいのですが、学校が早めに終わる日は友達と公園で遊ぶのでそれでよしとしています。
まとめ
しばらくは、点眼液「低濃度アトロピン0.01%」をすることと、外遊びの推奨で様子を見ようと思います。